代表理事挨拶

市民の皆様、医学生の皆様、地域医療機関の皆様

WIND代表理事

櫻木 範明

北海道大学医学部産婦人科医局は、これまでの任意団体から法人へ移行することとなり、2008年1月12日に有限責任中間法人女性の健康と医療を守る医師連合「略称:ウィンド(WIND)」の設立総会を開催しました。

これまで大学医局は地域医療および若手医師育成に重要な役割を果たしてきました。しかし医局は任意団体であるため、その役割と実績は人々に十分に認知されていませんでした。中間法人ウィンドの目的は、公正な開かれた組織としてその使命を明確にし、北海道の産婦人科医療水準の向上をめざし、どこの地域でも安心して産婦人科にかかれる体制作りを実現することです。このことを通して国民が健康的な生活を享受することに貢献したいと考えています。

これまで、医療現場の産婦人科医は、不十分な人的体制で献身的に昼夜を分かたぬ勤務を行ってきましたが、今やその努力も限界に達しています。中間法人ウィンドの目的達成のために産婦人科の労働環境・勤務条件を改善することを提言していきます。特に若手医師育成には最優先で取り組みます。初期研修制度の導入により教育と医療の現場双方が混乱に陥っています。学部教育、初期研修、後期(専門医)研修が縦割りになり、一貫性がなくなりました。中間法人ウィンドはこれらを有機的に結びつける絆になろうと考えています。大学と関連病院は今まで以上に緊密な連携を取って責任を共有し、広い視野・長期的展望に立って若手医師を育てます。彼らが自分自身のキャリアアップと地域への貢献を両立できるプログラムを提供します。多くの若手医師が女性の健康ならびに未来を担う新しい生命を守る産婦人科への扉を叩いてくれることを期待致します。

簡単ではありますが、中間法人ウィンド設立の趣旨をご説明致しました。今後とも中間法人ウィンドに皆様の暖かいご支援を頂きますようお願い致します。

有限責任中間法人女性の健康と医療を守る医師連合(ウィンド)代表理事
北海道大学大学院医学研究科生殖内分泌・腫瘍学分野教授
櫻木 範明

 
 

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